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男らしい体は筋肉でなく脂肪で作るものだった!?

男らしい体といえば、6つに割れた腹筋が思い浮かぶでしょう。しかし、男らしい体は腹筋運動だけでは手に入りません。というより、お腹はすでにシックスパック状態。その上にある脂肪を落とせば、おのずと割れた腹筋は出現するのです。そこで、男らしい体を最短で手に入れる方法を紹介しましょう。



男らしい体は筋肉でなく脂肪で作るものだった!?


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男らしい体に見えるシックスパック

男らしい体の象徴ともいえる割れた腹筋は、腹直筋と呼ばれるお腹の前面を覆うタテに長い筋肉によって形作られています。腹直筋の特徴は、真ん中のタテ線で左右に分かれていて、さらに腱が横に入っていくつかのパーツに分かれていることです。

じつは太っていようが痩せていようが、男らしい体であろうかなかろうが、筋トレしているか否かにかかわらず、誰でも生まれつき腹筋はシックスパック状態。すでに割れているものなのです。

それでは、なぜ多くの人が男らしい体に見える割れた腹筋になっていないのかといえば、腹直筋の上にある脂肪が邪魔しているから。逆にいえば、脂肪がなければ男らしい体は手に入れることができるのです。


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男らしい体を最短で手に入れる方法

具体的には、体脂肪率10~15%なら男らしい腹筋の上部4つが出現。体脂肪率10%以下になれば、男らしい腹筋がすべてが確認できるようになります。これが男らしい体は筋肉ではなく脂肪で作るものと表現される由縁です。

そして、男らしい体を手に入れるために体脂肪率を減らす方法は2つあります。それは食事制限をするか、運動をするか。このいずれかによって、摂取エネルギーを消費エネルギーが上回るようにする必要があります。

そして、男らしい体を最短で手に入れる方法は、食事制限と運動を組み合わせるのがベスト。食事制限でエネルギー収支をマイナスにしながら、基礎代謝が低下しないように継続的に筋トレを行うのです。


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男らしい体を目指してつまむ場所

男らしい体を作るための脂肪には、大きく皮下脂肪と内臓脂肪の2種類があります。付きやすくて落ちやすい内臓脂肪と比べて、皮下脂肪は付きにくくて落ちにくいのが特徴。そして、男らしい腹筋を隠しているのが皮下脂肪なのです。

この皮下脂肪を落として男らしい体を目指すなら「お腹まみ」がおすすめ。お腹つまみは、親指と人差し指の指先で皮膚をつまみます。皮下脂肪の量によって中指を加えたり5本ぜんぶを使ったりして、両手の指先を使うのです。

指先の真ん中に皮膚を寄せたら、その皮膚を大きく引っ張り上げ、手を離して元に戻す流れ。「つまむ・引っ張る・戻す」を1秒ずつリズミカルに20回ずつ行います。男らしい体を目指してつまむ場所は5か所。みぞおち下の左右、へその左右、そしてへその下10cmです。


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男らしい体でも4つや8つに割れる

ところで、腹筋は生まれつき割れてはいますが、それが6つだとは限りません。じつは、腹直筋を横に区切る腱の数や位置は人それぞれ。男らしい体でも4つや8つに割れている場合もあるのです。

たしかに、男らしい体がシックスパックと呼ばれるとおり、腹筋は6つに割れる人が多いのは事実。腱は「3」がもっとも多くて、6割ほどを占めています。とはいえ「4」という人は3割ほどで、「2」しかない人も1割ほど存在するのです。

また、腱のうち2つはへそより上、1つはへその高さというのが一般的。腱が4つの場合はへその下にあります。実際、シックスパックで画像検索すると、男らしい体といえでも位置や間隔、本数などがバラバラなことがわかるでしょう。


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男らしい体のために内臓下垂を解消

男らしい体を目指すなら、内臓下垂の解消も忘れてはいけません。内臓下垂とは、胃や腸などの正しい位置に保持する腹筋のインナーマッスルが衰えて、内臓が下がっている状態。いわゆるぽっこりお腹の原因です。

男らしい体を手に入れるための内臓下垂の解消には、インナーマッスル腹筋のトレーニングが必須です。むやみに腹筋運動やジョギングをしても、男らしい体は手に入りません。

男らしい体を手に入れるなら、仰向けに寝てひざを立てた姿勢で、おへその1cm下を1cmへこますように軽く力を入れます。そして、お腹をへこませたまま上半身をゆっくり起こしてへそを見るようにして、その体勢をキープするのです。

8カウントなら「1~2」で上体を上げて「6」までキープ。「7~8」でゆっくり下ろします。5回を1セットとして、朝晩に1セットずつ行ってください。

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